今年も作りました!
僅か8㎝のミニミニ干支羽子板、
先日横浜の帰り、いつもの古裂屋さんで出会えたうさぎ模様の古裂。
最初は別の古裂を背景にと決めていたのですが
出会った古裂があまりにも良かった。。。。
なので、急遽変更、
うさぎ同士が喧嘩しないか心配でしたが・・・、
そんな心配をよそに二匹のうさぎは見事にコラボしてくれました。
この羽子板は作るのにいつも以上にエネルギーを使うので大変、
毎年オーダー頂いた方にしか作る事が出来なくて。。。。。
月一で通っている横浜教室も来年で12年目になります。
干支で言ったら一回りしたことになるのだと感慨深げ^^
始めた頃は1年持てばいいかな~~~~?くらいに考えていました。
そんな私が少しだけ贅沢をさせて頂く新幹線車両の座席に
いつも置いてある「ひととき」はとても楽しみな冊子です。
うさぎ好きは何度となくブログでUPしています。
この仔たちも2センチから4センチほどの小さなうさぎさん!
出会ったのも6年前くらい、
師走の横浜そごうさんでした。
その後、招き猫ちゃんが仲間になりました。
とても感じの良いご夫婦が売り場の一角で素晴らしい江戸玩具を
展示・販売されている光景は私には刺激的で吸い寄せられるように
うさぎや猫を手に取っていました。
その後このご夫婦の江戸玩具を目にすることは無くなってしまい、
残念な気持ちのまま月日が流れていました。
ところが、先週新幹線の中で読んだ「ひととき」に
この江戸玩具の作り手の方が掲載されていたんです!!
江戸玩具職人・杉原茂夫さん、
楽翁斎東山2代目の父・杉原光雄さんから仕事を習うとあります。
全て杉原さんの手作りで生まれる江戸玩具
小さな熊手や鏡餅などのお正月飾りも購入したのですが
それを毎年飾る度に杉原さんの「職人魂」のようなものを
感じ震えます。
来年のうさぎさんは背中にお化粧を施しておめかししています。
そして私が一番興味をそそられる道具類、
杉原さんの手から生まれる小さな世界は
やはりこんな小さな道具達を使って誕生するのですね。
デジタルな世界やパソコンとは無縁の杉原さん、
この素晴らしい江戸玩具と出会えるのはネット販売でも
常設の店舗でもギャラリーでも無い、
百貨店やホテルの祭事のみの対面販売と仰るその言葉からも
職人魂のようなものを感じるのは私だけでしょうか?
またどこかの百貨店や催事場でお会い出来る事を切望しています。