岐阜の特産品と言えば岐阜提灯と岐阜団扇、
今回の旅の目的はもちろん鵜飼でしたが、
私はもう一つ、とても楽しみにしていたのが「水うちわ」でした。
岐阜で唯一、
1軒だけになってしまった「住井冨次郎商店」さんへ
伺った日は息子さんが「これ以上取材はお受け出来ません。」と
鳴り止まない取材電話を断られているところでした。
息子さんとお母様のふたりで全工程を手作業されています。
聞けば夏場が特に忙しいけれど、一年中オーダーをこなされていて
いつが暇ということは無いのだそうです。
お店は私たちが宿泊した宿
「十八楼」の目の前で、
本当に小さな間口のお店、看板が無ければ
そのまま通り過ぎてしまいそうでした。
ここで私は水うちわを選んだのですが、迷う・・・・・・。
どれも本当に素敵な仕上がりで、迷う・・・・・。
「住井冨次郎商店」さんの看板です。
水うちOはじめました。
夏が来たーーーと感じますね♪
もうひとつ屋根の上にも看板が。
こちらは立ち寄ったギャラリーで見つけた水うちわ。
そのギャラリーの2Fでは岐阜提灯の展示を開催中、
床の間の掛け軸と提灯には、鮎の泳ぐ様子が描かれていて、
涼しげな室礼に目が釘付けでした。
どの家々の軒先にも岐阜提灯が掲げられている様は
とても風情があり涼を肌で感じました。
こちらは↑ギャラリーと喫茶の
[川原町屋]さんの玄関です。
ここでお昼を頂きました。
選んだ水うちわの中の1本、
図柄は鵜飼の中の[総がらみ]の様子を描いたものです。
[住井冨次郎商店]さんの水うちわ、本当に素晴らしい作品です。
こういうお店が絶えて欲しくは絶対にありません。
岐阜に行かれたら是非!立ち寄られて見て下さい。
水うちわ=雁皮紙にニスを塗って仕上げられ、
一説には鵜飼乗船時に川の水を少しつけ扇いだ
ところから、この名前が付いたとも言われています。
今日はもの凄く蒸し暑い愛知、
週末ですね、早いなぁ。。。。。
皆さま体調管理に気をつけて、良い週末をお過ごしください♪