「百の手」、ある季刊誌の記念号のタイトルです。。。。
教室の帰りによく立ち寄るアンティークショップで
普段なら決して踏み入ることの無い領域、
[訳あり品]のブースで目があったフォトフレーム、
天使の右手が折れて無くなっていました。
いつも接客してくれる笑顔の彼女は少し戸惑いげに
「不注意で落として割れてしまって・・・。」と
左手だけでも頑張ってる天使!
ワンコインで買える値段に惹かれたわけでは無く
健気な天使を連れて帰りたかった。。。。
この瓢箪を手にして鳥肌が立ちました。。。。。
生徒さんの旦那様が種を巻き瓢箪を育てそして一つ一つ
手彫りで仕上げられた気の遠くなるような作品です。
真夜中に灯す明かり。。。。。。。
桜・紫陽花・蝶々、それら一つ一つのシルエットが
映り込む壁をいつまでもボンヤリと眺めていました。。。。。
「百の手」、
人の手から手へと受け継がれたり、
百人いれば百通りの手から生み出されるものたち、
それらを大切に残して行きたい。。。。。。。
もの作りの苦しさ、楽しさを人並みにわかっているつもりでも
例えることの出来ない、言葉に出来ない、
圧倒される手業のもの達に出会うと観念してしまう私です。。。。
当たり前のことながら、
じっと手を見る(聞いた事のあるフレーズ)
手に感謝♪